エヴァンゲリオンss(サイドストーリー)マトメ

エヴァンゲリオンss(サイドストーリー)を色々な方面から集めて掲載。読みやすくしたサイトです!

アスカ「鈴原とデートしてくるわ。」

~ある日曜日~

 

アスカ「シンジ~」

 

シンジ「何?アスカ?」

 

アスカ「今日お昼いらないから~」

 

シンジ「何処か行くの?」

 

アスカ「うん、ショッピングセンターでデートぉ♪じゃ、行ってきます」ガチャ

 

シンジ「デート?委員長と?」

 

アスカ「鈴原と」

 

シンジ「ふ~ん、行ってらっしゃい。車に気をつけてね」

 

アスカ「アタシは子供か!?」バタンッ

 

シンジ「~♪」

 

シンジ「トウジと!?」

 

シンジ「」パカッ カチカチッ

 

シンジ「」ピッ

 

メール内容

To 委員長 ケンスケ

 

Sab【警報】第一種戦闘配置【警報】

 

アスカとトウジがデートする模様、至急対策立てたし、葛城邸にて待つ

 

ピッ

 

送信されました

 

 

~十分後~

 

ガタッ ガチャガチャ バン!

 

ヒカリ「ハァハァ

 

シンジ「い、委員長早いね

 

ヒカリ「碇くん!」

 

シンジ「はい!」

 

ヒカリ「早く説明を!!」

 

シンジ「あいやケンスケも来てから」

 

ヒカリ「早く!!」

 

シンジ「は、はい!」

 

シンジ「と言うわけで

 

ヒカリ「アスカは鈴原とショッピングセンターでデートって言ったの?」

 

シンジ「そう言ってたから多分

 

ヒカリ「わかったわ!急ぎましょう!碇くん!!

 

シンジ「でもケンスケは

 

ヒカリ「ショッピングセンターに直接来いってメールしなさい!」

 

シンジ「はいっ」

 

 

~ショッピングセンター~

 

ヒカリ「何処何処にいるのよ」キョロキョロ

 

シンジ「ハァハァ委員長速いよ

 

ヒカリ「静かに!!アスカが居たわ!」

 

シンジ「見つけるの早っ!」ゼェゼェ

 

ヒカリ「鈴原も丁度今来たみたいね

 

ヒカリ「っ!?」

 

シンジ「あトウジがジャージじゃない珍しいね、委員ちょ!」

 

ヒカリ「鈴原がオシャレしてる」ワナワナ

 

シンジ「オシャレってTシャツジーンズじゃない」

 

ヒカリ「オシャレでしょ!カッコイイじゃない!」

 

シンジ「あ、うんそうだね(委員長ってホントにトウジ好きだな…)

 

ケンスケ「あ、いたいた、お~い」

 

ヒカリ「遅い!そしてうるさい!黙れ」

 

ケンスケ「ひぃ!ごめんなさい!!

 

シンジ「ケンスケ巻き込んでごめん」

 

~アスカ・鈴原サイド~

 

アスカ「おっそいわね~アイツ」イライラ

 

トウジ「お、式波ぃ!もう来とったんか」

 

アスカ「遅い!な~にがもう来とったんかよ!!」

 

トウジ「せやかて」

 

アスカ「アンタもしヒカリにもこんな態度だったらヒカリが許してもアタシが許さないわ!」

 

トウジ「すまん式波堪忍してや」

 

アスカ「まあいいわ!さっさと買い物済ませるわよ!」

 

トウジ「はい」

 

アスカ「そういやアンタ」ジロジロ

 

トウジ「な、なんや!?」

 

アスカ「ちゃんとジャージ以外で来たわね」

トウジ「そりゃあんだけジャージだったら殺す言われたらな

 

アスカ「でももっとオシャレしなさいよまぁヒカリなら文句言わないどころかカッコイイって言うわね」

 

トウジ「せやろか」

 

アスカ「あと」

 

トウジ「ま、まだあるんか」

 

アスカ「デートの最初に女の子の服装は誉めなさいよ」

 

アスカ「まあアンタはヒカリしか見てないだろうけど」

 

トウジ「んなっ!?」

 

アスカ「ヒカリにはちゃんとしなさいよ」

 

トウジ「はい」

 

アスカ「よし!じゃあ目当ての物を買いに行くわよ」スタスタ

 

トウジ「へ~い」トボトボ

 

 

~追跡組~

 

ヒカリ「動いたわ

 

シンジ「ああ

 

ヒカリ「気づかれないように追跡するわよ」

 

シンジ「問題ない」

 

ケンスケ「問題ありすぎだよ」

 

ヒカリ「盗聴機が欲しいわね」

 

シンジ「委員長」

 

ヒカリ「何かしら?碇くん?」

 

シンジ「父さんに頼んでみる」ピッピッ

 

シンジ「もしもし父さん」

 

ゲンドウ「なんだ?シンジ?」

 

シンジ「頼みがあるんだけれど」

 

ゲンドウ「言ってみろ

 

シンジ「実はかくかく然々で盗聴機が

 

ゲンドウ「構わんがどうやって仕掛ける?」

 

シンジ「あ」

 

ゲンドウ「やはり考えていないか

 

シンジ「ごめん、父さん」

 

ゲンドウ「お前たちに付けている諜報員を使え

 

シンジ「えっ!?

 

ゲンドウ「問題ない私が話をつけておく」

 

シンジ「ありがとう、父さん」

 

ゲンドウ「構わん」プツッ

 

諜報員A碇シンジくん」

 

シンジ「来たか」

 

ヒカリ「誰?」

 

ケンスケ「え何この黒服?」

 

諜報員A「先程碇司令によりご子息に我々諜報員の指揮を全権委任すると通達があった」

 

シンジ「ではアスカとトウジに盗聴機を仕掛けてもらえますか?」

 

諜報員A容易いことだ」

 

シンジ「では頼みます」

 

ヒカリ「碇くん今のは?」

 

シンジ「NERVの諜報員だよ、彼らに盗聴機を仕掛けてもらうんだ」

 

ケンスケ「ええっ!?たかが中学生のデートにNERV関わらせんの!?

 

ヒカリ「たかがじゃない!」ドンッ

 

ケンスケ「ごめんなさいっ」

 

シンジ「そのためのNERVだ」ニヤリ

 

ケンスケ「絶対違うよ」

 

~アスカ鈴原サイド・時計店~

 

アスカ「まだあるといいんだけど」キョロキョロ

 

トウジ「ここにあるんか?」

 

アスカ「そうよ、この前ヒカリとウィンドウショッピングした時に見つけたあ、あったあった」

 

トウジ「これか?」

 

アスカ「可愛いでしょ?この腕時計」

 

トウジ「よぅわからんが

 

アスカ「可愛いってヒカリも言ってたわよ」

 

トウジ「さよかお値段はまあギリギリ許容範囲か」

 

アスカ「決まりね♪早く買ってきなさい」

 

トウジ「わかったわ、すんまへ~ん」

 

諜報員B「いらっしゃいませ

 

トウジ「この時計欲しいんやけど

 

諜報員B「畏まりました…9800円になります」

 

トウジ「ほな、一万円で」バリバリ

 

諜報員B…200円のお返しです。ありがとうございました」

 

トウジ「ど~も~」

 

トウジ「買うたで~」

 

アスカ「ん~」ジーッ

 

トウジ「何見とんのや?」

 

アスカ「この時計なかなかカッコイイわ」

 

トウジ「どれ?あ~流石碇夫人お目が高いわ」

 

アスカ「何よそれ」

 

トウジ「それセンセもカッコイイ言うてたヤツや」

 

アスカ「シンジも?」

 

トウジ「ああ、この前ケンスケとセンセと三人で来た時に見てたわ」

 

アスカ「ふ~ん」

 

トウジ「でもなかなかのお値段やろ?センセも高いなあ言うてたしワシら中学生には手が出せん」

 

アスカ「鈴原ちょっと先に店出てて」

 

トウジ「なんや?」

 

アスカ「いいから」グイグイ

 

トウジ「わかった、わかったから押さんといて~な」

 

~追跡組~

 

ケンスケ「トウジだけ出てきたね」

 

ヒカリ「買ったわ」

 

シンジ「ああ」

 

諜報員A碇シンジくん」

 

シンジ「なんだ」

 

諜報員A「盗聴機は仕掛け終わった」

 

シンジ「そうですかご苦労様です」

 

諜報員Aこれが受信機だ」

 

シンジ「ありがとうございます」

 

諜報員A「では我々は元の任務に戻る」

 

シンジ「はい」

 

~アスカ・鈴原サイド~

 

アスカ「お待たせ」

 

トウジ「式波もなんか買うたんか?」

 

アスカ「ンフフ♪ま~ね」

 

トウジ「ところで式波」

 

アスカ「あによ?」

 

トウジ「なんか店員がおかしなかったか?黒づくめにサングラスて、しかも無愛想」

 

アスカ「

 

トウジ「前に来たときにはおらんかったと思うんやけどどないした?黙りこくって?」

 

アスカ「アンタの言葉で碇司令が真っ先に浮かんだわ」

 

トウジ「碇司令てセンセの?」

 

アスカ「そ~よ」

 

トウジ「大変やな」

 

アスカ「さてと、買い物は済んだし」

 

トウジ「せやな」

 

アスカ「ご飯食べに行きましょうか」

 

トウジ「せやな」

 

アスカ「約束通り、アンタのオゴリで♪」

 

トウジ「はい」

 

アスカ「ステーキとか良いわねぇ♪」

 

トウジ「堪忍して下さい式波さん

 

アスカ「?あれ

 

トウジ「なんや?」

 

アスカ「ファーストじゃない?」

 

トウジ「ホンマやこないなとこに来るんやな綾波も」

 

アスカ「なんか一心不乱に真っ直ぐ歩いてるわね」

 

トウジ「その先はたい焼き屋か?」

 

アスカ「ちょっと行ってみましょ♪」スタスタ

 

トウジ「待ち~なや式波」テクテク

 

~たい焼き屋前~

 

レイ「全種類二つずつ

 

たい焼き屋「あいよ!」ガサガサ

 

たい焼き屋「お嬢ちゃん一個サービスするよ!何味がいい?」

 

レイ「クリーム」

 

たい焼き屋「あいよ!お待ちどおさま!」

ガサッ

 

アスカ「ファースト!」

 

レイ「何?弍号機の人と鈴?くん」

 

鈴原「鈴原や」

 

レイ「何?」

 

アスカ「アンタをこんな所で見るなんて珍しいから声かけたのよ」

 

鈴原「綾波ってたい焼き好きなんか?」

 

レイ「絆だから

アスカ「絆?」

 

レイ「そう」

 

~レイ・回想~

 

ゲンドウ「レイ今日はお前に服を買うぞ」

レイ「ええ」

 

レイ「」チラチラ

 

ゲンドウ「どうした?レイ?何か気になるのか?」

 

レイ「アレは何?」

 

ゲンドウ「たい焼きか

 

レイ「たい焼き?」

 

ゲンドウ「そうだたい焼きだ」

 

レイ「食べ物?」

 

ゲンドウ「そうだ」

 

レイ「私は食べたことがないわ

 

ゲンドウ「レイ」

 

レイ「はい」

 

ゲンドウ「遅れているな」クイッ

 

レイ「遅れた?流行なの?」

 

ゲンドウ「ああ皆すでに食べている」

 

レイ「そう私は乗り遅れたの

 

ゲンドウ「買っていくかレイ?」

 

レイ「!」コクン

 

ゲンドウ「すまん」

 

たい焼き屋「らっしゃい!」

 

ゲンドウ「今は餡とクリームの他もあるのか

全種類を二つずつくれ」

 

たい焼き屋「毎度!」ガサガサ

たい焼き屋「お待ち!」ガサッ

 

ゲンドウ「レイ、お前が持て」

 

レイ「暖かいぽかぽかする

 

レイ「碇司令」

 

ゲンドウ「なんだ?」

レイ「全部食べていい?」

 

ゲンドウ「私にも食べさせてくれ

 

~たい焼き屋前~

 

レイ「絆だから」キリッ

アスカ「よくわからないけどまぁいいわ」

 

トウジ「ええんか式波」

 

レイ「じゃあ私は帰るわ」

 

アスカ「ええ」

 

トウジ「また学校でな、綾波

 

レイ「…(たい焼きが暖かいうちに帰らなくては)」スタスタ

 

~追跡組~

 

シンジ「どう?何か聴こえる?」

 

ヒカリ「う~んガサガサ音はするけどあんまり話声は聴こえない」

 

ケンスケ「さっき買った物の袋にただ盗聴機入れただけなんじゃ

 

シンジ「まさか」

 

ヒカリ「無様ね」

 

ケンスケ「あ、二人が移動するみたいだよ」

 

ヒカリ「急いで追うわよ!」タタタッ

 

シンジ「うん」タタッ

 

 

 

ケンスケ「あれ?誰かと話してる」

 

シンジ「あれは綾波だね」

 

ヒカリ「たい焼き食べるんだ

 

シンジ「話終わったみたいだねこっちに来る帰るのかな?」

 

ヒカリ「捕まえて事情聴取するわ!」

 

レイ「」スタスタ

 

ヒカリ「綾波さん!

 

レイ「学級委員長こんにちはではまた」スタスタ

 

ヒカリ「待ってよ」

 

レイ「急いでいるの」スタスタ

 

シンジ「綾波、委員長の話聞いてよ」

 

レイ「シンくん?」

 

ケンスケ「止まった」

 

ヒカリ「綾波さん、二人に会って話してたよね?」

 

レイ「ええ」ソワソワ

 

ヒカリ「二人はどんな感じだった?」

 

レイ「ええ」ソワソワ

 

シンジ「綾波?なんか落ち着きないね?」

 

レイ「早く帰らないとたい焼きが冷めてしまうから

 

シンジ「レンジで暖めたら」

 

レイ「それはイヤ」

 

ケンスケ「なんで?」

 

レイ「下にした方が水で濡れたようになるから」

 

シンジ「あ~

 

レイ「だから早く帰りたい」

 

ヒカリ「綾波さん」

 

レイ「何?」

 

ヒカリ「オーブントースターで焼けばいいわ!」

 

レイ「オーブントースター?」

 

ヒカリ「そう!焼いたら外側がカリカリになって美味しいよ」

 

シンジ「あ~メロンパンもちょっと焼いたら美味しいよね」

 

レイ「シンくん」

 

シンジ「何?」

 

レイ「メロンパンって何?」

 

ケンスケ「知らないの?」

 

ヒカリ「メロンパンは甘いお菓子みたいなパンよ」

 

レイ「それは何処にあるの?」

 

シンジ「コンビニでも売ってるけどパン屋さんにもあるよ」

 

ヒカリ「綾波さん!あそこのパン屋さんでメロンパン買ってあげるから二人がどんな感じだったか教えて!」

 

レイ「いいわ」

 

シンジ「ありがとう綾波

 

ケンスケ「メロンパンでいいんだ

 

ヒカリ「じゃあ早くパン屋に行くわよ!」

 

~ベーカリー~

 

店員「ヘラシャーッ」

 

ヒカリ「メロンパン下さい!」

 

レイ「3つ」

 

シンジ「3つも欲しいの?」

 

ケンスケ「このいやしんぼめっ!てか」ボソッ

 

レイ「ええ」

 

ヒカリ「碇、構わないわ!3つ下さい」

 

店員「ありゃしゃーしたー」

 

レイ「ありがとう学級委員長」

 

ヒカリ「話聞かせてね」

 

レイ「わかったわ」

 

ヒカリ「二人はどんな感じだった?」

 

レイ「普通」

 

ヒカリ「!」

 

レイ「普通だった」

ヒカリ「ありがとう綾波さん」

 

レイ「ええ、じゃあまた明日」

 

シンジ「うん、気をつけてね」

 

ケンスケ「また明日」

 

シンジ「普通か」

 

ヒカリ「そのようね」

 

ケンスケ「普通なら別に大丈夫じゃ

 

ヒカリ「甘いわ!」

 

シンジ「委員長?」

 

ヒカリ「あの二人なら慌てて綾波さんに言い訳したり他人には話さないように言うはず!」

 

シンジ「確かに」

 

ケンスケ「まあそれもそうだね」

 

ヒカリ「でも普通に会話したつまりわかる?碇くん」

 

シンジ「どういう意味だ?洞木?」

 

ヒカリ「つまりもう公にしても構わない仲ってことよ」

 

ケンスケ「いや委員長考えすぎだよ」

 

シンジ「流石です、委員長」

 

ケンスケ「納得しちゃったよ!」

 

ヒカリ「これはマズいわ!」

 

ケンスケ「そういやパン屋行ったりしてたから完全に見失ってるね」

 

ヒカリ「しまった!」

 

シンジ「問題ない」ピッピッ

 

シンジ「私だ二人の居場所は?」

 

シンジ「そうか、ご苦労」ピッ

 

ヒカリ「わかった?」

 

シンジ「ああ」ギラッ

 

ケンスケ「何か光った」

 

ヒカリ「で、二人は?」

 

シンジ「何を食べるかでまだ迷っていたそうだが結局ハンバーガーにするらしい」

 

ケンスケ「トウジお金ないからな

 

ヒカリ「急ぎましょう」タタタッ

 

シンジ「ああ」

 

ケンスケ「委員長必死だな」

 

~アスカ・鈴原サイド~

 

アスカ「この金髪美少女とのデートでファーストフードとはねぇ

 

トウジ「え?金髪美少女が何処におるんや?」キョロキョロ

 

アスカ「」バキッ

 

トウジ「あいたっ」

 

アスカ「鈴原、やっぱステーキにしましょうか」

 

トウジ「ホンマスンマッセン!調子こいてました!こないな美少女とハンバーガー食えてめっちゃ幸せです!」

~追跡組~

 

ヒカリ「…15分ぶりだわ

 

ゲンドウ「ああ

 

ヒカリ「会話聴こえるわ」

 

シンジ「問題ない」

 

ケンスケ「やっぱり盗聴機袋に入ってたんだ座って動かないから雑音消えたんだなあ!トウジぶん殴られた」

 

ヒカリ「楽しそうね」イライラ

 

シンジ「そうだな」

ケンスケ「にしてもいくら離れてるとはいえ同じ店はマズくない?」

 

シンジ「構わん」

 

 

ヒカリ「虎穴に入らずんば虎児を得ずか、碇」

 

シンジ「ああ洞木」

 

ケンスケ「二人が怖いよ」

 

シンジ「だがこれで様子を伺える」

 

ヒカリ「此方も出方を伺えるわね」

 

~アスカ・鈴原組~

 

店員「40番でお待ちのお客様~」

 

トウジ「お、来たで式波、此処です~」

 

アスカ「あ~やっとご飯食べれるわ」

 

店員「お待たせ致しました、ごゆっくりどうぞ~」

 

アスカ&トウジ「どうも~」

 

アスカ「いっただっきま~す」パクッ

 

トウジ「いただきます」ムグムグ

 

アスカ「しっかしアンタが付き合ってくれって言ったときは驚いたわ」モフモフ

 

トウジ「ワシかて勇気言ったんやで」ジュルジュバー

 

トウジ「でもまさかあっさりOK出るとは思わへんかった」バクバク

 

アスカ「ま、アタシの貴重な休日をアンタに使うのを光栄に思いなさいよ」ムグムグ

 

トウジ「へへー、ホンマ式波様には頭が上がりまへんわ」ペコリ

 

 

~追跡組~

 

ヒカリ「

 

シンジ「どうした?洞木?」

 

ヒカリ「なんか冷静になるとさ」

 

シンジ「何です?」

 

ヒカリ「私は二人を祝福してあげるべきなんじゃないかなって」

 

シンジ「

 

ケンスケ「でも委員長ってトウジを

 

ヒカリ「だからよだから幸せになってくれるならいいかなってアスカも友達だし」

 

ヒカリ「ちょっとお花摘みに行くね」ウルウル ガタッ スタスタ

 

シンジ「ケンスケ」

 

ケンスケ「怖いよ、顔の前で手を組むのやめてよ」

 

シンジ「ダミープラグを使え」

 

ケンスケ「え?」

 

シンジ「ダミープラグを使えと言っている」

ケンスケ「何だよそれ

 

シンジ「委員長の怒りを再燃させるためだ

 

ケンスケ「何をするんだよ」

 

シンジ「恐らく委員長はあの二人の仲の良さから身を引こうと考えている」

 

ケンスケ「そうだね」

 

シンジ「だがアスカは委員長がトウジに好意を持っている事を知っていたはずだ」

 

ケンスケ「うん、端から見てもわかりやすかった」

 

シンジ「ならばその委員長の思いを蔑ろにし奪わんとする、親友の裏切りに怒りが沸くとは思わないかね?」

 

ケンスケ「そういう言い方をすれば確かに

 

シンジ「それがダミープラグだ」

 

ケンスケ「で?」

 

シンジ「その趣旨を君が委員長に伝えろ」

ケンスケ「ヤダよ」

 

シンジ「何故だ?」

 

ケンスケ「というか何でそんなに碇がムキになるんだよ」

 

シンジ「

 

ケンスケ「アスカが好きなんだ?」

 

シンジ「

 

ケンスケ「アスカをトウジに取られたくないから委員長煽ってトウジを離す気なんだろ?」

 

~アスカ・鈴原組~

 

アスカ「でも今日の事バレたらヒカリきっと泣くわよ~♪」

 

トウジ「なんでや!?」

 

アスカ「だってヒカリアンタが好きだもの」

 

トウジ「好きと言われてもな」ポリポリ

 

アスカ「あ~アタシもアンタがヒカリに渡すのを見たいわ~」

 

トウジ「んなもん見てもしゃぁないやろ」

 

アスカ「ヒカリが大泣きすんの見~た~い~♪きっと泣いても可愛いわよ~」

 

シンジ「最悪だなアスカちょっと幻滅した」

 

ケンスケ「委員長が泣くのが見たいとか鬼だねって碇後ろ

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

 

シンジ「い、委員長!?」ビクゥッ

 

ヒカリ「」ワナワナワナワナ

 

ケンスケ「ヤバい!ダミープラグ起動しちゃったよ!」

 

ヒカリ「ウォォォォォォーッ!!」ダダダッ

 

ケンスケ「委員長、暴走!目標に高速で接近!」

 

シンジ「言ってる場合じゃないよケンスケ!」

 

ケンスケ「そうだね!止めないと!!」

 

シンジ「トウジとアスカが死んじゃう!」

 

ヒカリ「ウォォォォォォッ!」ダダダダッ

 

トウジ「な、委員長!?なんでここに!?って」ガシィッ グギギギッ

 

トウジ「あだだだ!?あ、頭が握りつぶされてまう!」

 

アスカ「ヒカリ!?」

ヒカリ「ウォォォォォォッ!!!」グシャッ

 

つぶれたwww

 

シンジ「うわぁぁぁぁぁっ!?」

 

ケンスケ「落とした受信機踏み潰しちゃった」テヘッ

 

トウジ「い、委員長!?離して!離してくらはいっ!」グギグギッ

 

ヒカリ「アスカぁぁ」ギロッ

 

アスカ「!?」ビクッ

 

ヒカリ「どういう事なの?今の

 

アスカ「え」オドオド

 

ヒカリ「私が泣くのが見たいとかねぇ?どうなのよ?」

 

アスカ「アレは鈴原がヒカリに

 

ヒカリ「何なのよ?鈴原ァッ!?」ギリギリ

 

シンジ「委員長!?落ち着いて!?落ち着いてね!?」ガシッ

 

ケンスケ「委員長、ホントにトウジの頭に手形つくって!離して上げて!」ガシッ

 

ヒカリ「うわぁぁぁぁぁん」

 

ヒカリ「うわぁぁぁぁぁん!!」

 

シンジ「委員長!?」

 

ケンスケ「泣かないで!?」

 

ヒカリ「これでいいんでしょぉぉ!アスカが見たかった泣き顔よぉぉ!!」ボロボロボロボロ

 

トウジ「い、委員長落ち着いてぇな」

 

アスカ「ヒカリ」サスリサスリ

 

ヒカリ「優しくしないで!!」ペシッ ボロボロ

 

アスカ「ヒカリ」ウルウル

 

シンジ「委員長落ち着いて」サスリサスリ

 

ヒカリ「ひぐっえぐっ

 

トウジ「な、何が起きたんや何で委員長とセンセとケンスケが!?」

 

ケンスケ「あ~その二人がデートするって碇からメール着てそれで

 

アスカ「何それ!シンジ!どういう事なの?」

 

シンジ「アスカがトウジとデートって言うから気になって

 

アスカ「で?」

 

シンジ「その一人だと心細いからケンスケとトウジ関係だから委員長に

 

アスカ「それで?」

 

シンジ「最初は委員長が熱くなって追跡して盗聴機しかけて

 

アスカ「で、さっきの会話を聞いてヒカリが壊れたのね」

 

シンジ「はい」

 

アスカ「はぁ

 

トウジ「なんでワシと式波のデートや言うたんや

 

アスカ「ちょっとバカシンジの反応が見てみたくて

 

ヒカリ「っひぐっ」

 

アスカ「ヒカリ誤解だからねごめんね

 

ヒカリ「え?」

 

アスカ「鈴原

 

トウジ「せやなちゃんと話さなアカンな

 

ケンスケ「あの

 

トウジ「なんや?大事な話しよう思とるのに」

 

ケンスケ「場所変えない?」

 

シンジ「あ

 

ざわざわ

 

アスカ「そうね

 

ヒカリ「うぅ、恥ずかしい

 

トウジ「歩けるか?委員長?」スッ

 

ヒカリ「あありがとう鈴原」ギュッ

 

トウジ「ほな行こか」

 

シンジ「うん」

 

アスカ「手つないだ」

 

ケンスケ「イヤ~ン」

 

 

~外れの休憩場~

 

シンジ「ここならいいんじゃない?」

 

トウジ「せやなあんま人通りも無さそやし

 

ヒカリ「うん」

 

アスカ「そろそろ手離したら?鈴原ヒカリさん」

 

ヒカリ「えっ」バッ

 

トウジ「んあっ」バッ

 

ケンスケ「…(なんだよコイツら)

 

シンジ「トウジ話してくれるかな?」

 

トウジ「ま、大した事やないんやが式波に買い物付き合うてもろただけや」

 

ヒカリ「私だって言えば付き合うのに

 

トウジ「いやいや委員長ではアカンのや」

 

ヒカリ「やっぱりアスカが」ウルウル

 

アスカ「鈴原、もう言ったら?」

 

トウジ「あ~もう言うたるわ!」

 

トウジ「式波にヒカリにクリスマスにやるプレゼントを選んでもろたんや」

 

ヒカリ「え

 

シンジ「そうなの?」

 

ケンスケ「なんだと?」

 

アスカ「せっかくサプライズにしようと思ってたのにねぇ